神楽坂の街が舞台!没入型演劇『記憶の質屋 ほの灯り堂』が大盛況で終幕!

神楽坂の街が舞台!没入型演劇『記憶の質屋 ほの灯り堂』が大盛況で終幕!

神楽坂の街そのものを舞台にした体験演劇『記憶の質屋 ほの灯り堂』が、2026年4月22日から5月3日にかけて上演され、大盛況のうちに閉幕しました。2月のプレ公演を含めると、合計122公演で延べ2247名が参加しました。

この企画は、ロングランプランニング株式会社とイマーシブシアターのクリエイティブチーム「ムケイチョウコク」(株式会社NO MORE)が共同で手掛けたものです。

神楽坂 街歩きイマーシブシアター『記憶の質屋 ほの灯り堂』

『記憶の質屋 ほの灯り堂』ってどんな体験?

『記憶の質屋 ほの灯り堂』は、参加者が提灯を手に、音声ARアプリ「Locatone™(ロケトーン)」から流れる音声を聴きながら、実際に神楽坂の街を歩くというユニークな演劇作品です。

街のあちこちで、神楽坂ゆかりの人物、例えば神楽坂はん子や泉鏡花、尾崎紅葉などをイメージしたキャラクターに出会い、会話を交わしながら物語が進んでいきます。この没入型演劇(イマーシブシアター)の手法により、参加者は物語体験を通して、神楽坂という街に自然と愛着を感じるような仕組みが作られました。一般的なガイドツアーとは一味違う、演劇と観光が融合した新しいコンテンツとして注目を集めました。

石畳の路地裏を和服姿のグループが歩く

演劇ファンはもちろんのこと、謎解きなどの体験イベントが好きな方や、レトロ文化、歴史、文学に関心がある方など、幅広い層が楽しめるように企画されており、多くの人にとって演劇に触れるきっかけとなりました。また、昼と夜で異なる物語が上演されたため、「両方の物語を体験したい!」というリピーターも多く見られました。

Locatoneロゴ

参加者の声と反響

今回の公演では、ムケイチョウコクの既存ファンだけでなく、ムケイチョウコク作品に初めて参加した方が7割を超えました。イマーシブシアターや体験型イベントに関心を持つ層に加え、街歩きや神楽坂という土地に魅力を感じる方など、多様な人々が訪れました。

年齢層を見ると、20〜30代の参加が全体の6割以上を占めました。これにより、「神楽坂への訪問経験が少ない若い世代が、街に訪れるきっかけを作る」という本企画の目標が達成されたことがうかがえます。地域別では関東圏からの参加が8割でしたが、残りの約2割は遠方からの参加でした。

年齢別割合と地域別割合を示す円グラフ

公演後には、作中で通った路地の店舗や訪れた寺院に足を運ぶ参加者も多く見られ、イマーシブシアターが街そのものの魅力を伝え、再訪問の機会創出に貢献したことがわかります。

参加者からは、次のような感想が寄せられています。

  • 「実在の人物をモデルにした登場人物たちと街の歴史が重なって、物語に深く入り込み、悩み、考えることで、今まで体感したことのない没入感でした!」

  • 「ロケトーンの音声も違和感なく、耳に自然と入ってくる音や語りで、歩きながら聞いていると、周りは日常の風景なのに、自分が夢の中にいるような体感があって、なんだか不思議な時間でした!」

  • 「耳元の声に耳を澄ませながら、同時に街の音も聴こえていて、街の様子も見えていて、さらに本物の登場人物と目の前で会話する、という体験が新鮮でした。」

現代的な和装に身を包んだ女性が微笑んでいる

着物姿の男女が提灯を持って寺院らしき場所を歩く

  • 「キャラクターたちと歩く神楽坂の街並みが全てキラキラして見えたことに加え、話が重くなると少し冷たいようにも見えてすごいなと思いました。この作品を通してさらに神楽坂の街を好きになりました!」

  • 「同じストーリーでも、演者の皆さん、その時に集まる参加者、天候や街の様子によって全く違うものを見ているようでした。もちろん湧き上がる感情も全然違って、何回参加しても飽きる事はありませんでした。」

  • 「実際に街を歩き体験することで、神楽坂の街そのものに愛着が湧くような不思議な体験でした。」

今後の展開

今回、神楽坂の地元の方々の協力によって実現したこの企画は、今後も神楽坂で数年に一度実施する恒例イベントとして継続していくことを検討しています。

さらに、『記憶の質屋』の物語は、あらゆる時代や場所を超えて「やり直したいあの日の記憶」を持つ人の前に現れる不思議な質屋から始まります。今回は神楽坂を生きた人々の“記憶”を追体験する物語として、神楽坂に実在した人物の史実をモチーフにしていましたが、将来的には他の街にも『記憶の質屋』が現れ、その地域ならではの歴史や逸話を活かした物語が展開される可能性も秘めています。

様々な色の光る提灯を展示・操作している人々

「あなたの記憶、お預かりします。」と書かれた看板

関連情報

公演を体験した方々と制作陣、キャストで感想を語り合うアフターパーティーも開催されます。

  • 開催日時:2026年6月25日(木) 18:30~21:00

  • 場所:Cafe & Diner Offza

  • チケット発売日:5月25日(月) 19:30 カンフェティで発売予定

詳細は各SNSで順次発表されるとのことです。

公演概要

「記憶の質屋 ほの火灯り堂」イベントポスター

  • タイトル:『記憶の質屋 ほの灯り堂』

  • プレ公演:2026年2月5日(木)~2月8日(日)

  • 本公演:2026年4月22日(水)~5月3日(日・祝)

  • 会場:東京・神楽坂周辺

  • 企画:ムケイチョウコク

  • 製作:ムケイチョウコク、ロングランプランニング株式会社

  • 主催:ロングランプランニング株式会社、株式会社NO MORE

  • 助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

ムケイチョウコクについて

ムケイチョウコクは、2022年3月1日に発足したイマーシブシアターのクリエーションチームです。人間と人間との交流を通して没入体験を作り出すことをコンセプトに、演劇の力で社会が優しく明るくなることを信じて活動しています。

音声ARアプリLocatone™(ロケトーン)について

音声ARアプリ「Locatone™」は、ソニーの技術を活用した、現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験サービスです。音を聴きながら街をめぐることで、新しい魅力や楽しみ方を発見できます。

株式会社NO MOREについて

株式会社NO MOREは、2024年創業のスタートアップで、リアル空間で五感を揺さぶる「体験型エンターテインメント(イマーシブエンターテインメント)」の企画・開発を行っています。未体験の体験を設計し、人の記憶に残る体験作品を生み出すことをミッションに、国内外のコンテンツホルダーや商業施設、デベロッパーとの協業を通じて、日本発の新しい体験型エンターテインメントを世界に届けています。

NOMORE INC.ロゴ

ロングランプランニング株式会社について

ロングランプランニング株式会社は、2004年の創業以来「エンタテインメントを、もっと身近なものに。」という理念のもと、日本のエンタテインメント産業の市場規模拡大を目指し、イベント主催者への興行支援を行っています。主な事業としては、劇場フリーペーパー「カンフェティ」の発行やチケット販売サイト「カンフェティ」の運営などがあります。

LONGRUN PLANNINGロゴ

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