MSIがAI Edgeシリーズを発表!エッジAIの未来を切り拓くデスクトップPCが登場

MSIは、人工知能の未来を見据えた新ラインアップ「AI Edgeシリーズ」を発表しました。このシリーズは、開発者やエンジニア、クリエイターが求める最大限のAIパフォーマンスとデータプライバシーを提供し、オンデバイスでの高度なAIワークロードに最適なソリューションです。

AI EdgeシリーズデスクトップPCが新登場

シリーズの第1弾として、「AI EdgeシリーズデスクトップPC」が登場します。

AI Edgeシリーズのキービジュアル

このデスクトップPCは、コンパクトな筐体ながら強力な性能を秘めています。

MSI AI EdgeシリーズデスクトップPC

エッジAIの心臓部:Ryzen™ AI Max+ プラットフォーム

MSI AI Edgeは、先進的なAMD Ryzen™ AI Max+ 300シリーズ・プロセッサーを基盤としており、フラッグシップモデルであるAMD Ryzen™ AI Max+ 395を搭載した構成も提供されます。この統合プラットフォームは、最大126 TOPSのAI性能を発揮する卓越した計算能力を実現。さらに、96GBの可変グラフィックスメモリ、40コンピュートユニットを備えた高度なRDNA™ 3.5グラフィックス、そして最大50 TOPSのAIアクセラレーションを提供するXDNA 2 NPUアーキテクチャを搭載しています。

AMD Ryzen AI MAX Seriesプロセッサ

AMD Ryzen™ AI Max+ シリーズは、大規模言語モデル(LLM)へのアクセスを可能にします。

統合メモリによる革新

AI Edgeの大きな特長は、VRAMのボトルネックを効果的に解消するメモリ構成です。最大128GBのオンボードLPDDR5X 8000統合メモリを採用し、低レイテンシーかつ高速動作を実現。この高速メモリのうち、最大96GBをGPU専用に動的に割り当てることが可能です。

AMD Ryzen AI MAX Series LP DDR5 Xメモリ

この大容量メモリにより、AI Edgeは大規模モデル推論のメモリ要件を余裕で満たし、最大1090億パラメータのLLMを実行する際に15トークン/秒(TPS)の出力を達成します。これにより、ユーザーのデスクトップ上で高度なAIアプリケーションを直接展開でき、優れたパフォーマンスとデータセキュリティが提供されます。

ワークフロー、効率性、柔軟性の最適化

日常的な使用を想定して設計されたAI Edgeは、WindowsまたはLinuxのいずれかを実行できる柔軟性を備えています。AI推論タスクだけでなく、GeForce RTX 4060クラスに匹敵するゲーミング性能も提供するため、仕事と遊びの両方に対応します。これらすべてが、電源を内蔵した超コンパクトな4リットルの筐体に収められており、パフォーマンスを犠牲にすることなくデスクスペースを節約できます。

長時間のAI推論やゲームセッション中に一貫した性能を維持するため、AI EdgeにはMSIの「Glacier Armor」冷却ソリューションが搭載されています。主要コンポーネントに高度なヒートシンクを適用することで放熱性を向上させ、持続的な負荷下でも長期的なシステムの安定性を確保します。

さらに、本システムには、CES 2026で初披露される強力なローカルAIアプリケーション「MSI Edge AIアプリ」が同梱されています。このマルチモーダルソフトウェアは、デバイスのローカルコンピューティングリソースを活用し、会議の議事録作成やマインドマップ作成など、生産性向上に不可欠なタスクを強力にサポートしながら、データプライバシーを最大限に確保します。

このソフトウェアは高度なRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術も統合しており、ユーザーはローカルデータセットを安全に処理・検索し、文脈に沿ったデータ特化型の出力を得ることが可能です。例えば、個人の財務記録をインポートするだけで、資産配分ポートフォリオを即座に分析・最適化し、機密データを外部に送信することなく、カスタマイズされた資産管理の洞察を得られます。

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