ゲオホールディングスは、2026年6月に「携帯電話の利用状況調査」を実施し、2,097名のゲオアプリ会員から回答を得ました。この調査は今回で7回目となり、昨今の円安や物価高によるスマートフォンの価格高騰が、消費者の利用状況や買い替え意識にどう影響しているかが浮き彫りになっています。

調査結果ダイジェスト
今回の調査では、以下の点が特に注目されました。
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新品スマートフォンの値上がりにより、48.6%が「壊れるまで今の端末を引き延ばして使う」と回答。
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通信料金は「変わらない」が過半数でしたが、端末代の高騰を感じる人が約半数にのぼり、スマートフォンの総コストを家計への負担と感じる層は75.1%に達しました。
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スマートフォンの買い替え理由で最も多かったのは「バッテリー劣化」(41.3%)でした。
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中古スマートフォンの購入の決め手は、「バッテリーの状態が良いこと」(50.4%)が「価格が安いこと」(39.2%)を上回る結果となりました。
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中古スマートフォンの選択肢として、認知度が最も高かったのは「街の中古携帯ショップ」(59.5%)です。
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古いスマートフォンを売らずに自宅に保管する理由のトップは、「データ流出の不安」(33.0%)でした。
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買取ショップの利用経験では「ゲオ/ゲオモバイル」(23.8%)が首位を獲得しました。
スマートフォンの利用実態と家計への負担
端末の利用状況
現在使っている携帯電話・タブレット端末の台数は「1台」が64.2%と半数以上を占め、前回調査とほぼ同様の結果でした。しかし、同時に35.8%の人が2台以上使用していることも分かっています。

メインで使用している端末は、「スマートフォン(Android)」が49.9%で1位となり、前回調査で初の首位だった「スマートフォン(iPhone)」を抜いて再びAndroidがトップに返り咲きました。これは、近年の端末価格高騰を受け、選択肢の幅が広いAndroidが改めて支持を集めた結果かもしれませんね。

通信会社と料金
契約している通信会社やサービスでは、「docomo(29.2%)」「au(15.7%)」「ソフトバンク(11.5%)」の大手3キャリアが全体の56.4%を占めました。しかし、UQ mobileやY!mobile、楽天モバイルなどの格安プランへの分散傾向は今年も続き、通信市場の競争激化がうかがえます。


毎月の利用料金は「1,000〜3,000円未満」(25.6%)が最多で、「1,000円〜5,000円未満」の中価格帯に全体の半数以上が集中しています。
ここ数年のスマートフォンの費用変化を見ると、毎月の「利用料金」は「変わらない」(56.8%)が過半数を占めています。一方で、買い替え時の「端末購入料金」は49.5%が「上がった」と回答しており、対照的な結果となりました。


この状況を受け、「現在のスマートフォンの総コストに対する家計の負担感」については、全体の75.1%が「高い」(非常に高い:22.6%、やや高い:52.5%)と回答。消費者にとって、月々の固定費は変わらないのに端末購入料金が高騰している現状が、大きな負担になっていることが分かります。

買い替え意識と中古市場への関心
長期利用化の傾向
メインで使っているスマートフォンの利用期間は「1年以上〜2年以内」が24.2%で最多でした。「3年以上」の長期利用層を合算すると30.4%となり、スマートフォンを長く使う傾向が定着しているようです。

買い替え後の利用傾向でも、41.1%が「昔に比べて長く利用するようになった」と回答。端末購入コストの上昇が、買い替えサイクルを長期化させていることが考えられます。

新品スマートフォンの価格高騰に対しては、48.6%が「価格が高すぎるため、壊れるまで今の端末を引き延ばして使うようになった」と回答。型落ち・旧機種や中古スマホを検討する層を合わせると、全体の76.4%が買い替え意識に変化が起きていることが分かりました。

買い替え理由と中古スマホの決め手
次回の買い替えを決断する最大の理由は「バッテリーの持ちが悪くなったら」(41.3%)が突出して1位でした。多くの消費者が、バッテリーの劣化をスマホの寿命と捉えているようです。

今後「中古スマートフォン」を検討するとしたら、「バッテリーの状態が良いこと(最大容量80%以上)」が50.4%でトップとなり、「価格が安いこと」(39.2%)を大きく上回りました。購入コストの安さ以上に、バッテリーの寿命が中古端末選びの重要な指標になっていることが分かります。ちなみに、「どんな条件でも中古は購入しない」と回答した層は18.9%と2割以下に留まりました。

中古スマートフォンの種類に対する認知度では、「ゲオ、ブックオフなどの中古携帯ショップで売られている中古スマホ」(59.5%)が最も高かったです。一方で、「一つも知らない・違いがわからない」と答えた層も26.7%おり、市場の理解度にはまだ差があるようです。

買取・下取りとデータ流出の不安
スマートフォンの「買取・下取り」経験については、約半数(47.8%)が「経験がない」と回答しました。利用ショップとしては「ゲオ/ゲオモバイル」(23.8%)が首位でしたが、多くの使用済み端末がリユース市場に循環せず、自宅に眠っている実態が明らかになりました。

使い終わったスマートフォンを売らずに自宅に保管している理由のトップは「端末内の個人情報や写真、データ流出が心配だから」(33.0%)でした。買取価格への不満(27.7%)よりも、情報保護への不安が大きいことが分かります。リユース市場を活性化させるには、この「個人情報保護に対する不安の解消」が最大のカギとなりそうです。

ゲオの取り組み
ゲオでは、お客様に安心して中古スマートフォンを利用してもらうため、店舗で買い取った端末に国際認証を受けたBlancco社の高度データ消去ソリューションを導入し、確実にデータ消去と動作確認を行っています。また、ゲオ独自の研修を受けた「スマホ相談員」が各店舗に在籍し、中古スマホと格安SIMを合わせた利用方法など、お客様の疑問や不安に対し専門的なアドバイスを提供しています。
ゲオは今後も、中古スマホがユーザーの選択肢の一つとなるよう、販売・買取環境の整備を進めていくとのことです。
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