
大阪の夜空を彩る「りんくう花火」が、2026年6月6日についに10回目の開催を迎えます。この花火大会は、かつて街から消えた花火を「行政に任せるのではなく、自分たちの手で」と市民が立ち上がり、復活させたものです。復活から15年、数々の困難を乗り越えてきた市民花火の軌跡と、それを支える人々の想いに注目が集まっています。
大阪3大市民花火リーダーが集結!熱い対談が公開
10回目の節目を前に、大阪各地で市民の力によって花火を復活させた3団体のリーダーたちが枚方市に集結しました。彼らは、枚方市の「水都くらわんか花火大会」の井關拓史氏、大阪市東淀川区の「照らせ!ひがよど祭り」の倉垣勝史氏、そして今回のホスト役である「りんくう花火」の佛願真浩氏です。

彼らはプロのイベンターではなく、普段は仕事を持ち、家庭を守る「普通のパパ」たち。今回の対談では、泥臭い本音や葛藤、そして「イベンターには真似できない感動」の正体が語られています。対談の全文は、りんくう花火公式サイトで前後編に分けて順次公開される予定です。
15年かけて辿り着いた「10回目」の重み
「10回」という数字は少なく感じるかもしれませんが、その裏には「15年」という長い年月と、開催できなかった苦しい現実があります。資金集めの困難、会場確保の苦労、そしてコロナ禍での中止など、多くの壁に直面しながらも、諦めずに活動を続けてきた15年間の重みが、今回の10回記念大会には込められています。
「誰もやらないから、自分たちで」市民花火の原点
対談では、各団体が花火大会を始めたきっかけについても語られました。地域から花火が消え、誰もやってくれないなら自分たちでやるしかない、という強い想いが共通しています。行政や警察に相手にされない中でも、粘り強く交渉し、小さな協力を一つひとつ積み重ねてきた歴史があります。りんくう花火も、泉佐野市が協力してくれたものの、実際に動いたのは市民の力でした。

葛藤の末に掴んだ「自律」の尊さ
「本当は行政と一緒にやりたかった」という本音も飛び出しましたが、行政に頼らずに自分たちで継続していくという「自律」の形を、各団体は10年以上の活動の中で模索し、辿り着きました。税金に頼らず、市民が続けるかどうかを決めるという覚悟が、彼らを突き動かしています。
「パパ」としての顔、そして泥臭い継続の裏側
リーダーたちを突き動かすのは、個人的な想いです。「開催終わりに娘から届く『パパ、綺麗かったよ。ありがとっ』というLINEのため」(照らせ!ひがよど祭り・倉垣氏)、「5歳の娘との時間は今しかないのに、自分は何をしてるんやろと葛藤もある。それでも走り続けるのは、大人が何かを頑張っている姿を、どうしても見せたいから」(りんくう花火・佛願氏)、「中1の娘が『高校生になったら実行委員会に入る』と言ってくれた。僕らがやっていることは、歴史伝統文化として街のアイデンティティにしていきたい」(水都くらわんか花火大会・井關氏)。
数千万、数百万という運営費に対し、常に資金不足や赤字のリスクと隣り合わせで活動が続けられています。リーダー自らが責任を負い、実行委員たちが不足分を持ち寄ることも珍しくありません。利益を追求する事業であれば立ち止まっていてもおかしくない厳しい現実がある中でも、彼らが私財や時間を投げ打ってでも進み続けるのは、「守るべき価値」がこの夜空にあると信じているからです。
「感動」の正体——イベンター花火とは違う「温度」
近年、大規模な花火大会が増える中で、3人のリーダーは市民花火が大切にしているのは「心の距離」だと語ります。実行委員たちが悩み抜き、子どもたちや地域の皆さんの顔を思い浮かべながら心血を注いで作り上げる演出には、作り手の体温が宿るといいます。その丁寧な心尽くしが、豪華さだけでは測れない、人々の心に深く刻まれる特別な体験を作り出していると自負されています。

大阪府下3団体が互いに支え合う「良い流れ」
対談の終盤では、3人のリーダーたちが「次世代へ繋ぐ」という共通の想いを語り合いました。「大阪府下に、市民団体発信の花火団体が3つも集まっている。しかも、互いにボランティアし合って交流している。この良い流れを、ずっと続けたい。それが、僕たちの願いです」と、倉垣氏は語ります。
6月6日、泉佐野・りんくうの夜空で「大人の本気」を体感しよう
りんくう花火2026の今年の隠れたテーマは、「大人の本気を見せる」です。子どもたちの笑顔のための花火という根底のテーマに加え、「ちゃんとした大人の本気の花火を見せる」という強い想いが込められています。本気で選んだプログラム、本気で交渉した花火師、本気で積み上げた夜空を、ぜひ現地で体感してほしいとのことです。
りんくう花火の会場は、「りんくうタウン駅」から徒歩12分とアクセスも抜群。周辺にはアウトレットや商業施設、ホテルが立ち並び、花火だけでなく一日中楽しめるのも魅力です。当日はJ:COMによる生放送も予定されています。
完売前に、ぜひお早めに!15年の想いを現地で
現在、有料観覧チケットが好評発売中です。早割自由席は家族連れに人気で、すでに完売間近だそうです。その他、迫力ある最前列を含む指定席チケットも購入可能ですが、こちらも完売が近づいています。
ネットの動画では決して伝わらない、空気が震える音と、大人たちの熱量——それを現地で体感してみませんか?15年かけて辿り着いた10回目の夜空の目撃者に、あなたもぜひ!

チケットの購入・イベント詳細はこちら!
スペシャルコンテンツ公開情報
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公開場所: りんくう花火公式Webサイト「Special」コンテンツにて。
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内容: 大阪・市民花火リーダー対談(前後編)、その他有名花火関係者等との対談、りんくう花火の取り組みなど、開催日までに順次公開予定。
開催概要
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名称: りんくう花火2026(ENJOY!りんくう)[第10回]
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開催日: 2026年6月6日(土)
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時間: 開場16時/閉場21時(打上開始19時30分〜20時10分)(予定)
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会場: りんくう公園 マーブルビーチ特設会場(大阪府泉佐野市りんくう往来1)
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最寄り駅: 南海空港線・JR関西空港線「りんくうタウン駅」
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打上発数: 7,000発(予定)
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来場見込: 6万人
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主催: 一般社団法人ENJOYりんくう(りんくう花火実行委員会)
チケット販売窓口
<全席取扱>
<自由席のみ>
<For International Visitors>
※その他詳細は公式ページおよび各プレイガイドにてご確認ください。
大阪・市民花火を支える同志たち
今回の対談に集結した、志を同じくする2つの市民団体をご紹介します。
■ 水都くらわんか花火大会(枚方市・高槻市・交野市)
枚方の空から消えた花火を、約20年の空白期間を経て復活させた、大阪最大級の市民花火大会です。代表の井關氏が中心となり、「枚方・高槻・交野の3市で産まれた子どもの数だけ花火を打ち上げる」というコンセプトを掲げています。20万人規模を動員しながらも、企業協賛と市民のボランティアのみで運営される「市民花火の成功モデル」として注目されています。
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次回開催: 2026年9月20日(日)
■ 照らせ!ひがよど祭り(大阪市東淀川区)
「東淀川に活気と笑顔を!」を合言葉に、2016年に始まった市民手作りの祭りです。かつて地域にあった花火大会が途絶えた後、現代表の倉垣氏を含む有志が「子どもたちに故郷の誇りを」と立ち上がりました。毎年秋に東淀川の人々と街を照らし、たくさんの笑顔を生み出しています。
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次回開催: 2026年10月4日(日)

