350年の伝統と「真実」が織りなすアート日本酒!玉乃光酒造『350×プロジェクト』第4弾が登場

350年の伝統と「真実」が織りなすアート日本酒!玉乃光酒造『350×プロジェクト』第4弾が登場

350年以上の歴史を持つ玉乃光酒造(京都市伏見区)と、クリエイティブ集団Skeleton Crew Studio(京都市中京区)が共同で手がけるアート日本酒「350×プロジェクト」。その待望のシリーズ第4弾が、2026年3月1日に発売されます。

今回のテーマは「真実」。目に見えるものだけが真実なのか?積み重ねられた時間、視点を変えることで現れる風景、あるいは心が震える瞬間にこそ「真実」があるのではないか——。そんな問いかけから生まれた今回の作品には、過去シリーズ参加アーティストからの紹介でつながった台湾・韓国の気鋭作家、プロジェクト初となる料理人、そして京都を拠点に活動する書家、ゲームクリエイターの6名が参加し、それぞれの「真実」をラベルに封じ込めています。

Series 4の日本酒ボトル

異色のクリエイターたちが紡ぐ「真実」の物語

「350×プロジェクト」第4弾には、さまざまな分野のクリエイターが参加しています。

つながりが生んだ海外クリエイター

従来の主催側からの声がけだけでなく、過去シリーズ参加アーティストの紹介によって、新たな海外クリエイターが参画しました。

  • Matsalworld(3Dアーティスト/韓国)
    社会から疎外された動物たちのロマンチックな日常をテーマに、愛らしいキャラクターと緻密な小物で物語豊かな世界を立体的に構築します。可愛らしさの奥にある孤独や切なさを丁寧にすくい上げ、観る人の心に寄り添う作品を生み出しています。

    Matsalworldのボトルデザイン

  • SAITEMISS(イラストレーター/台湾)
    少女漫画やACGカルチャー、現代のビジュアルトレンドからインスピレーションを得て、静かな感情や日常の瞬間を捉えたキャラクターを描きます。柔らかな色彩と繊細な表情描写を通して、感情や個人的な想像力を探求。TIME誌、Apple、Amazon Musicなど国内外の企業やアーティストとコラボレーション実績があります。

    SAITEMISSのボトルデザイン

プロジェクト初、料理人との共創

今回、プロジェクトに初めて料理人が参加しました。「熟成鮨 万」店主の白山 洸氏です。時間そのものを味へと昇華させる熟成の哲学を持つ白山氏は、“待つ技術”を極める立場からボトルに「真実」を刻みます。ミシュランガイドで星の評価を受けたその感性が、食の最前線からプロジェクトに新たな緊張感と説得力をもたらしています。

  • 白山 洸(料理人/熟成鮨 万 店主)
    「毎日お鮨が食べられる人生」を志し、修業の道へ。関西風江戸前鮨と出会い、熟成という技術を探求し続けています。水・米・温度・時間を緻密に管理し、「待つという技術」を哲学に掲げ、科学的視点と感覚的視点の両輪でお鮨を通して自己を表現する料理人です。

    白山 洸氏のボトルデザイン

京都の異分野クリエイターたち

京都からは、書とゲームという異なる分野のクリエイターが「真実」という共通テーマのもとで交差します。

  • 上田 普 / Hiroshi Ueta(書家)
    1974年淡路島生まれ、京都を拠点に活動する書家。書の深層にある意味やルーツ、言葉では表現しきれない人間の本能的側面を探求。コンセプチュアルアートやパフォーマンス、デザインと融合させた独自の芸術言語を確立し、書の可能性を広げています。2025年大阪・関西万博フランスパビリオンでの作品展示とパフォーマンス実績もあります。

    上田 普氏のポートレート

  • nakajima(ゲーム開発者・ピクセルアーティスト)
    関西を拠点に活動する個人ゲーム開発者・ピクセルアーティスト。2017年には独自のアドベンチャーゲーム『From_.』をリリース。独自のピクセル表現で作品世界を拡張し続け、ゲーム開発にとどまらず、個展やコンサート形式の発表も自主開催しています。

    nakajima氏のボトルデザイン

UNKNOWN ASIA 2025 玉乃光賞受賞作家

日本とアジア各国からアーティストが集うUNKNOWN ASIAとの取り組みは今年で2回目。2025年の「玉乃光賞」はボーダレスな感性を持つアーティスト・Reiji氏が受賞しました。「350×」は、ボトルをキャンバスとして開くことで、次代の表現者が羽ばたく入口であり続けています。

  • Reiji / 岩田 怜士(アーティスト・俳優)
    1996年広島県生まれ、東京を拠点に活動するアーティスト・俳優。「見えないものを大切にする」というテーマのもと制作を続けています。アクリル絵の具や水性マーカーを用いた線画と色の重なりによって、想像の中に現れた存在を描き出します。2024年・2025年の UNKNOWN ASIA で複数賞を受賞し、活動の幅を広げています。

    Reiji氏のボトルデザイン

玉乃光史上最大の「初挑戦」!「真実」をテーマにした酒造り

シリーズ第4弾のテーマ「真実」は、ラベルの物語だけでなく、酒造り、そして発酵という現象そのものにも宿るもの。米、水、麹、酵母、そして時間。目に見えるもの、見えないものが相互に作用しながら変化していくプロセスは、「真実」を探る営みに通じます。

本作では、その思想を体現するため、玉乃光酒造として初めて酵母No.77を採用。これまでの玉乃光とは異なる、表面的には見えていなかった「真実」の輪郭を引き出すことに挑戦しました。

液体の中に金属製の円筒が浸かっている様子

今回の酒造りは、酵母No.77に加え、高酸度設計・高麹歩合・高酒母歩合という“初めて尽くし”の挑戦でした。既存論文や前例から導くのではなく、あらゆる「面白い」と感じた要素を掛け合わせ、自身の内側にある発想を具現化する試みです。そのため、指標となる正解は見えず、想定以上に緩慢な立ち上がりで、酒母期間も延長。当初目標にしていた成分値に寄せるとバランスが崩れる兆候もあったそうです。

醸造家の安藤 宏氏は、「狙いを一つに定めるのではなく、『面白い』×『面白い』の先に生まれる新しい味わいを信じて設計しました。日本酒は、やはり食事と楽しみたいもの。目指したのは、酸味とほのかな甘み、華やかな香りの絶妙なバランスがとれた新しい味わい。その表現に近づけると考え、香り成分とリンゴ酸を多く生産する酵母No.77を選びました。完成した酒は、酸がきいた新しい表情。白ワインのような味わいに仕上がりました。日本酒に馴染みのない方にも入口として楽しんでほしいし、飲み慣れた方には“日本酒じゃないみたい”という違いを面白がっていただけたら嬉しいです。スタンダードからはみ出すことを恐れず、これからも自分たちだけの『真実の味』を追い求めていきます」とコメントしています。

蔵開きイベント「たまこく2026」でお披露目!

「350×プロジェクト」シリーズ第4弾は、2026年3月14日(土)に開催される玉乃光酒造と松山酒造による合同蔵開きイベント「たまこく2026」にてお披露目・販売されます。ぜひ会場で実際に手に取って、その味わいとアートの融合を体感してみてください。

たまこくTAMAKOKU 2026イベントポスター

イベント詳細

  • 日時:2026年3月14日(土)10:00〜16:00

  • 会場:玉乃光酒造/松山酒造 (京都府京都市伏見区東堺町545-2)

  • 交通:京阪線「丹波橋」駅、近鉄線「近鉄丹波橋」駅より徒歩約15分

  • 料金:入場無料(一部有料)

  • お問い合わせ:075-611-5000

    • 駐車場はありません。飲酒を伴うイベントのため、自家用車・自転車での来場は控えてください。

商品概要

  • 商品名:350+/350× Series 4

  • 原材料名:米(岡山県産)、米こうじ(岡山県産米)

  • 原料米品種:雄町 100%

  • アルコール分:15%

  • 容量:720mL

  • 価格:5,500円(税込)

  • 発売日:2026年3月1日(日) ※受注開始日。発送は3月16日以降。

  • 販売:350オンラインショップ

  • 仕様:350+/クリエイターラベル6種(いずれも中身は同一・1種につき限定350本)

「350×プロジェクト」について

創業1673年の玉乃光酒造と、Skeleton Crew Studioが企画する「伝統×アート×日本酒」の越境プロジェクトです。ボトルをアートのキャンバスと捉え、毎回異なるテーマとクリエイターが参加。日本酒の新しい楽しみ方・鑑賞体験を広げることを目的としています。

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