日本人の腸活がアツい!消化器健康サプリ市場、2035年には23.9億ドルに成長予測

腸活ブームが市場を牽引!日本の消化器健康サプリ市場が大きく成長中

日本の消化器健康サプリメント市場が、今後大きく成長すると予測されています。株式会社マーケットリサーチセンターが発表した最新の調査レポートによると、2025年時点で14.4億米ドルだった市場規模は、2026年から2035年にかけて年平均成長率(CAGR)5.2%で拡大し、2035年にはなんと23.9億米ドルに達する見込みです。

株式会社マーケットリサーチセンター

なぜこんなに伸びるの?市場成長の背景をチェック!

この市場の成長を後押ししているのは、主に以下の3つの要因です。

  1. 消化器疾患の増加: 特に高齢者を中心に、がんや肝硬変といった消化器疾患が増えていることが、予防意識を高めています。
  2. 腸内環境への関心の高まり: 「腸活」という言葉が定着し、腸内環境を整えることが長期的な健康維持につながるという考え方が広まっています。
  3. 予防医療志向とウェルネス製品への需要: 病気になる前に健康を維持したいという予防的な考え方や、日常的に手軽に摂取できる健康製品へのニーズが高まっています。

以前は便通改善や胃腸の不調対策がメインでしたが、今では「腸内環境を整えて長期的な健康を維持する」という、より積極的な予防・習慣型のニーズへとシフトしているんですね。

どんなサプリが人気?製品トレンドを深掘り!

市場の中心は、なんといってもプロバイオティクスです。圧倒的な市場シェアを誇り、消費者の信頼も厚いカテゴリーです。日本には昔から発酵食品や乳酸菌飲料を摂る文化があるので、プロバイオティクスが受け入れられやすい土壌があるようです。

最近では、単に「乳酸菌入り」というだけでなく、特定の菌株が持つ機能(耐酸性や腸への到達性など)を明確にアピールする製品が増えています。2025年5月には、ProbiがNomura Dairyと提携し、臨床的に検証されたプロバイオティクス菌株LP299Vを配合した発酵人参ジュースを発売した事例も。カプセルやヨーグルトだけでなく、日常の食品として手軽に摂れる形が増えているのは嬉しいポイントですね。

また、腸内の有用菌を増やすプレバイオティクス(食物繊維やオリゴ糖など)も重要で、今後はプロバイオティクスと組み合わせた製品が増えるかもしれません。消化を助ける消化酵素も、食後の負担軽減や栄養吸収を重視する層から支持されています。

さらに、注目すべきはポストバイオティクスです。2025年2月にはADMがAsahi Group Foodsと提携し、ストレス軽減や気分改善、睡眠サポートを訴求するポストバイオティクス「Lactobacillus gasseri CP2305」を日本で展開すると発表しました。これは、消化器健康サプリメントが「胃腸」だけでなく、ストレスや睡眠といった「総合的なウェルネス」へと広がっていることを示しています。いわゆる「腸脳相関」への関心が高まり、メンタルヘルスケアと腸活を結びつける動きが増えているようです。

どんな形で、どこで買えるの?

製品の形状では、持ち運びやすく、正確な量を摂取しやすいカプセルが引き続き市場をリードするでしょう。ただ、粉末や液体、発酵飲料など、多様なフォーマットが登場しており、消費者のライフスタイルに合わせた選択肢が広がっています。

流通チャネルでは、ドラッグストアやスーパー、コンビニ、そしてオンラインストアといったOTC(一般用)が中心です。特にオンライン販売は、菌株や成分、レビューなどをじっくり比較できるため、専門性の高いサプリメントとの相性がバッチリ。定期購入モデルも多く、継続して利用しやすい環境が整っています。

市場を動かす主要企業と今後の展望

Abbott Nutrition、Glanbia、Amway、Bayerなどが主要企業として挙げられていますが、多くの企業がこの市場に参入し、競争が激化しています。

これからの競争でカギとなるのは、「どんな菌株を使い、どのような機能に科学的根拠を示せるか」という点です。単に「乳酸菌入り」だけでなく、特定の菌株の研究データが重要になってきます。また、菌がしっかり腸まで届き、効果を発揮するための製剤技術も大切です。

日本の消化器健康サプリメント市場は、単なる「胃腸の不調対策」から、「腸内環境を毎日ケアし、長期的な健康や心身のコンディションを維持するウェルネス市場」へと進化していくことが期待されています。これからも、私たちの健康をサポートする新しい製品やサービスがたくさん登場するでしょう!

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