「創作BL大豊作まつり」などを手掛ける出版社ナンバーナインが立ち上げた商業BLレーベル『N.Blend』。その新企画として誕生する特別誌『N.BlendX(エヌブレンド クロス)』の創刊を記念したトークイベントが、池袋・サンシャインシティ 展示ホールAで開催された『Boys Love Tokyo 2026』にて行われました。
イベントの司会は、本誌の“推し隊長”に就任したBL漫画紹介インフルエンサーの書店員はなさんが担当。ゲストには作家の青木らき先生、暮田マキネ先生、そしてN.Blend編集長の工藤雄大さんが登場し、『N.BlendX』の制作秘話などが語られました。

『N.BlendX』創刊への熱い想い
まず、工藤編集長から『N.BlendX』は「お祭りがやりたくて作った」という率直な制作意図が明かされました。雑誌の創刊に合わせてリアルイベントも企画しているとのことで、その本気度が伝わってきます。ナンバーナインといえば電子書籍配信がメインですが、『N.BlendX』は、紙の雑誌が厳しい時代だからこそ、手にとって楽しめる紙媒体での創刊にこだわったそうです。A5サイズで400ページというボリュームに加え、カバーや箔押しなど、既存の雑誌とは一線を画す作りになっていることも明かされました。
記念すべき創刊号のテーマは「運命の出会い」。工藤編集長は「創刊にあたって、読者や作家との出会いの意味も込められている」と語りました。ちなみに、工藤編集長自身も好きなシチュエーションだそうです。

作家を交えたクロストーク
ここからは、青木先生と暮田先生を交えてのクロストークへ。話題はやはり創刊号のテーマである「運命の出会い」についてです。青木先生は「素敵なテーマ」としつつ、現在絶賛執筆作業中であることも明かしました。すると暮田先生は「まだネームが通っていない」と苦笑い。さらに「あんまりハッピーな話ではないかも……」という気になる予告もあり、会場の期待が高まりました。

作家同士の相互質問コーナー
続いては、青木先生と暮田先生による相互質問のコーナーです。同じ作家同士、互いに気になることを質問し合いました。
青木先生からは「長くご活躍されているなかで、作家として大切にしている考え方や向き合い方はありますか?」という質問が。暮田先生は「一番大事なことは体力!」と回答。やりたいことや描きたいものがなくなるのが怖いそうで、そういった気力を支えるのは体力であることから、「体にだけは気をつけて欲しい」と青木先生を気遣う場面も。
青木先生の2つ目の質問「今後描きたいものはありますか?」には、「数年前は似たような質問に、サイコパスやシリアルキラーを描きたいと答えていた」と振り返る暮田先生。ハッピーエンドでありながらも、その過程に少し物騒な要素を入れたいと語りました。
今度は暮田先生が青木先生へ「マンガを描く工程で一番好きなのは?」と質問。青木先生は下絵や下書きを描くことが好きだそうで、ネームの状態から下書きなどの作業を経てマンガらしい形になっていくのが良いのだとか。逆に暮田先生は何度も描かなければいけないこともあり、好きではないそうです。工藤編集長も「あまり聞いたことがない」とコメントしていました。
暮田先生の2つ目の質問は、「受けと攻め、どちらにより感情移入、贔屓しますか」というもの。青木先生は「私のマンガを読んでいる人にも聞いてみたい」と前置きし、「攻めに感情移入しながら描いている」と回答し、「そうなってますかね?」と客席に問いかけます。すると客席には何度もうなずいている方の姿が見られ、青木先生も安堵したようでした。ちなみに暮田先生も攻めに感情移入しているそうなのですが、「攻めにめっちゃ厳しいんです」と言うと、はなさん、工藤編集長のほか、客席からも笑いが。厳しい理由はやはり感情移入しているからこそということと、受けに救って欲しいという想いを語ってくれました。

世界最速の最新情報発表!
楽しい時間はあっという間に過ぎ、イベントはクロージングへ。するとここで、『N.BlendX』の最新情報が世界最速で解禁されました!
なんと表紙イラストを、おげれつたなか先生が手がけること、そして発売日が2026年10月3日になったことが発表されると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。さらに来場者には表紙イラストを使用したポストカードの配布も発表され、客席には早くポストカードを手に入れたくてソワソワしている人の姿も。最新情報の解禁に沸いた会場の熱気をそのままに、本イベントは幕を閉じました。

『N.BlendX』の最新情報は“推し隊長”のはなさんのSNSおよび、「Blend」X公式アカウントで随時公開されるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Boys Love Tokyo 2026について
Boys Love Tokyo 2026は、2026年6月に東京・池袋で開催された、史上最大規模のBLリアルイベントです。40人を超える作家による豪華展示のほか、サイン会やトークショー、描き下ろしグッズの販売も実施されました。
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公式ホームページ:https://boyslove.tokyo/
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BL専門通販サイト「コミコミスタジオ」では、開催記念グッズの事後通販を2026年7月26日(日)まで受付中です。事後通販追加グッズもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。


