AIとAR(拡張現実)を組み合わせたスマートグラスで知られるグローバルテクノロジー企業「Rokid(ロキッド)」が、2026年7月8日に東京で発表会を開催し、日本市場での本格展開の全体戦略を明らかにしました。
今回の発表では、全国5都市を巡る体験型ポップアップツアーや、全国75店舗の家電量販店および主要ECサイトでの販売開始が発表されました。さらに、AIグラス向けの新たな開発者プラットフォーム「AIOS」と「Agent Store」も展開され、AIグラスが単なるデバイスから、日常、ビジネス、産業で利用されるAIプラットフォームへと進化する新フェーズに突入します。

AIグラスが日常を変える
生成AIの進化に伴い、AIはチャット画面だけでなく、私たちの生活や仕事をサポートする新しいインターフェースとして広がりを見せています。その中でも特に注目されているのが、音声や映像、視界上の情報表示を通じてユーザーの行動や判断をリアルタイムで支援してくれるAIグラスです。
RokidスマートAIグラスは、多言語リアルタイム翻訳、AI検索、AI議事録、FPV撮影、ARナビゲーションなど、日常生活からビジネスまで幅広いシーンで活躍する機能を搭載した空間ディスプレイ型AIグラスです。Makuakeでの先行販売では、ガジェット好きだけでなく、海外出張や観光、教育、クリエイティブ制作、ビジネス現場など、多様なニーズを持つユーザーから支持を集めました。
アプリが増え続けるプラットフォームへ
Rokidは、AIグラス向けの開発者エコシステムとして「AIOS」と「Agent Store」の構想を発表しました。AIOSは、AIグラス上で多様なAI体験を実現するための基盤となるものです。一方、Agent Storeは、開発者やパートナー企業がAIグラス向けのAIエージェントを提供できる場として位置づけられています。

ユーザーは翻訳、会議、検索、ナビゲーション、観光、教育、エンターテインメント、生活支援など、用途に応じたAIエージェントを選んでRokidスマートAIグラスで利用できるようになります。これにより、AIグラスは「買って終わり」のデバイスではなく、アプリやAIエージェントがどんどん増えていくプラットフォームへと進化していくことを目指しています。
ペットとの新しいコミュニケーション:Agent Store第一弾「PettiChat」
発表会では、Agent Storeで展開されるAIエージェントの一例として、ペットとの双方向コミュニケーションをサポートする「PettiChat」が紹介されました。PettiChatは、ペットの鳴き声や行動を解析して人間に分かりやすい言葉で伝えるだけでなく、人間の声をペットに伝わりやすい形に変換することで、飼い主とペットの関係性をさらに深める新しいAI体験を提案します。

紹介資料によると、100万件以上の犬猫データによる学習、リアルタイム応答、位置測位、軽量設計、防水対応など、日常使いを想定した仕様となっています。
全国でAIグラスを体験!Rokid Japan Tour
Rokidは、日本全国のより多くのユーザーにAIグラスの体験価値を届けるため、全国5都市を巡る体験型ポップアップツアー「Rokid Japan Tour」の開催を発表しました。開催予定都市は、東京、横浜、大阪、名古屋、福岡の5都市です。
各都市では、RokidスマートAIグラスの基本機能に加え、多言語翻訳、AIアシスタント、AR表示、撮影、ナビゲーション、AIエージェントなど、実際の利用シーンに合わせた体験コンテンツが展開される予定です。オンラインの情報だけでは伝わりにくいAIグラスの価値を、実際に装着して見て、触って体験できる貴重な機会となるでしょう。
いよいよ販売開始!全国75店舗と主要ECサイトで
RokidスマートAIグラスは、2026年7月10日より日本国内で本格販売を開始します。オンラインでは、以下の主要ECサイトで販売されます。
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楽天市場
オフラインでは、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオンをはじめとする全国75店舗の家電量販店で順次販売が開始されます。今回の販売チャネル拡大は、クラウドファンディングでの先行販売から、全国規模での一般流通への移行を意味します。


開発者と共創する未来:エコシステムへの取り組み
発表会には、Rokidのグローバルチームに加え、パートナー企業や開発者も登壇しました。Rokidのグローバル・オープンエコシステム統括であるWeiqi Zhao氏は、AIOSを中心としたグローバル開発者エコシステムについて説明。FLUX Inc. CTOのEdwin Li氏は、パートナー企業の視点からRokidと共に創る開発者エコシステムの可能性を講演しました。また、Arvione AI創業者のLouis Lee氏は、Rokid AIグラス向けネイティブAI体験の構築を、実際の開発事例を交えて紹介しました。
今後の展望:日本市場への10億円投資と多様な活用シーン
Rokidは、日本市場を重要視しており、教育、観光、通訳、会議、フィールドワーク、現場支援、クリエイティブ制作、ペットとのコミュニケーション支援など、さまざまなシーンでの活用を視野に入れています。特に、多言語リアルタイム翻訳、AI議事録、ARナビゲーションといった機能は、グローバル化や人手不足、業務効率化、DXが求められる日本のビジネス環境において大きな可能性を秘めていると言えるでしょう。
Google Cloudなどとの連携、AIOSおよびAgent Storeを中心とした開発者エコシステム、全国販売網の整備、体験イベントの開催を通じて、RokidはAIグラスをより身近で実用的なAIプラットフォームへと進化させていくとのことです。
RokidスマートAIグラスについて

RokidスマートAIグラスは、AIとARを組み合わせた空間ディスプレイ型のスマートグラスです。多言語リアルタイム翻訳、AI検索、AI議事録、FPV撮影、ARナビゲーション、音声アシスタントなどの機能を搭載し、日常生活、旅行、ビジネス、教育、クリエイティブ制作など、幅広いシーンでの活用が期待されています。軽量設計で長時間の装着にも配慮されており、スマートフォンやPCとは異なる「視界で完結するAI体験」を提供します。
Rokidについて
2014年に設立されたRokidは、AR(拡張現実)およびAI(人工知能)分野におけるグローバルテクノロジー企業です。「人とテクノロジーを自然につなぐスマートグラス」をコンセプトに、AIが日常生活に溶け込む製品開発を進めています。現在、世界100以上の国や地域で、コンシューマー、開発者、企業向けに製品やソリューションを提供。AIグラスを次世代のインターフェースと位置づけ、AI、AR、クラウド、開発者エコシステムを組み合わせた新しいユーザー体験の創出を目指しています。
フューチャーモデル株式会社について
フューチャーモデル株式会社は、IoTデバイス端末を含む周辺アクセサリーの開発および販売を行う企業です。モバイル領域のものづくりからスタートし、スマートフォンアクセサリーの企画・開発で培った設計力とユーザー視点を強みに、「NichePhone」シリーズや見守りサービス「まもサーチ」などを展開しています。Rokidの日本国内正規総代理店として、販売、流通、カスタマーサポート体制の整備を担っています。

