2025年12月18日、トイメディカル株式会社と株式会社グリーンハウスが、共同で開発した「塩分オフセットメニュー」の試食会を行いました。この取り組みは、美味しさをそのままに、健康的な食生活をサポートすることを目指しています。
美味しさはそのままに健康をサポート!
現代人の食生活において、塩分の過剰摂取は大きな課題の一つです。そんな中、トイメディカルとグリーンハウスは、海藻成分「アルギン酸類」を活用した新しいアプローチでこの課題に挑んでいます。
今回の試食会は、神奈川県が推進するスタートアップ企業と大企業の協業支援制度「BAK」プロジェクトの一環として実施されました。目的は、味を損なわずに健康的な食環境を作り出し、未病改善や健康寿命の延伸に貢献することです。

塩分オフセットってどんな仕組み?
「塩分オフセット」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれませんね。この技術は、料理の塩分量を直接減らすのではなく、海藻から抽出される食物繊維「アルギン酸類」を食事に加えることで実現します。
ご飯やおかず、デザートなどに配合されたアルギン酸類は、食後に胃や腸の中で塩分の一部を吸着し、吸収されにくい形に変換。最終的に便と一緒に体外へ排出される仕組みです。これにより、従来の減塩食につきものだった「味が物足りない」という悩みを解消し、美味しさを保ちながら塩分コントロールができる可能性があります。

試食会で検証されたメニューたち
今回の試食会では、グリーンハウスの調理師や管理栄養士が、アルギン酸類を様々なメニューに取り入れる工夫を凝らしました。アルギン酸類をお米と一緒に炊いたご飯や、天ぷらのつけ塩に混ぜ合わせるなど、主食から主菜、副菜、さらにはデザートまで、幅広いラインナップが検証されました。


通常のメニューと変わらない美味しさを保ちつつ、塩分オフセットの効果が期待できるメニューの味や満足度が評価されました。また、実際の調理現場での扱いやすさも検証され、導入のしやすさも確認されました。
試食会アンケート結果は上々!
試食会後に実施されたアンケートでは、参加者から「味の違和感がなく、おいしく食べられた」「『物足りない』と言う感覚は全くなく、どれも美味しかった」といった、ポジティブな感想がたくさん寄せられました。

満足度は「満足」「やや満足」を合わせて約86%を占め、平均満足度は5段階中4.44という高い評価でした。さらに、約72%の人が「普段の食事と違いを感じなかった」と回答しており、自然な形で塩分コントロールができることが伺えます。

調理担当者全員が「調理にほとんど負担がない」または「全く負担がない」と回答したことも、このメニューが幅広い現場で導入しやすいことを示しています。
今後の展望
今回の好評価を受けて、今後両社は、企業社員食堂、福祉施設、外食チェーンなど、様々な場所でのメニュー展開を計画しています。また、調理現場でより使いやすいアルギン酸類の提供形態の開発や、メニュー・レシピのさらなる拡充も進めていくとのことです。

“食事を楽しみながら健康もサポートできる”新しい塩分オフセット食が、社会に広く浸透していくのが楽しみですね!
組織・企業概要
ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)について
神奈川県が実施する、県内の大企業とベンチャー企業の連携を支援する制度です。オープンイノベーションを促進し、新たなプロジェクトの創出を目指しています。プロジェクトの成果発表は2026年3月下旬を予定しています。

株式会社グリーンハウスについて
コントラクトフードサービス事業やレストラン事業などを展開し、食とホスピタリティに関する幅広いサービスを提供しています。全国に2,953店舗を展開する大手企業です。
会社HP: https://www.greenhouse.co.jp/

トイメディカル株式会社について
塩分オフセット技術を核に、医療製品や健康食品、調味料などを開発・製造・販売しているメーカーです。熊本から世界のウェルネスに貢献することを目指し、食の楽しみと健康の両立を追求しています。
会社HP: https://toymedical.jp/


