株式会社マーケットリサーチセンターが、固形インスタントティーの世界市場に関する調査レポート「Global Solid Instant Tea Market 2026-2032」を発表しました。このレポートによると、固形インスタントティー市場は今後大きく成長する見込みです。

固形インスタントティーってどんなもの?
固形インスタントティーは、茶葉から抽出した成分を粉末や顆粒、ブロック状に加工したお茶のこと。お湯や冷水にサッと溶かすだけで、簡単にお茶が楽しめます。忙しい時や、旅行・オフィスなど、手軽にお茶を飲みたいシーンにぴったり!お茶本来の風味や効能が手軽に味わえるだけでなく、他の食品と混ぜてアレンジしやすいのも魅力です。そのまま飲むのはもちろん、お茶飲料や食品、医薬品の原料としても活用されています。
市場はどれくらい成長するの?
この調査レポートによると、世界の固形インスタントティー市場は2025年の10億6,600万米ドルから、2032年にはなんと14億8,500万米ドルにまで成長すると予測されています。2026年から2032年までの年平均成長率(CAGR)は4.9%と、着実に市場が広がっていくことが期待されます。
固形インスタントティーが活躍する場は?
固形インスタントティーは、茶葉の供給から製品が消費者の手に届くまで、様々な段階で多くの企業が関わっています。
-
上流工程: 緑茶、紅茶、烏龍茶などの茶葉や、茶ポリフェノール濃縮物、香料といった機能性成分のサプライヤーが支えています。
-
中間工程: 茶葉を深加工するメーカーが、スプレードライや凍結乾燥といった技術を使って、純粋なインスタント茶粉末やフレーバー付きのフルーツティー粉末などを製造。飲料・食品ブランド向けのOEM/ODMサービスも提供しています。
-
下流工程: ブランドのインスタント茶メーカー、ECサイト、カフェ、RTD(すぐに飲める)飲料メーカー、パン・乳製品・スナックメーカーなどで活用されています。小売商品として店頭に並ぶだけでなく、3in1ミルクティーやボトル入りRTDティーなどの工業用原料としても大活躍しています。
これからのトレンドとチャンス
固形インスタントティーは、「ちょっと贅沢なお茶の楽しみ方」と「飲料製造の新しい原料」という二つの側面で注目されています。
消費者の間では、手軽で持ち運びやすく、どこでも楽しめるお茶へのニーズが高まっていて、特に若い世代やオフィス、旅行先などで人気を集めています。また、RTD飲料やミルクティーチェーンの拡大に伴い、飲料工場やフードサービス業界でも、お茶の風味やポリフェノールを安定して供給できる固形インスタントティーの需要が増えているんです。
今後は、単なる価格競争だけでなく、香りや溶けやすさ、品質管理、そして「無香料」「低糖/無糖」といった表示やオーガニック認証など、製品の差別化が重要になってくるでしょう。固形インスタントティーは、従来のリーフティーよりも速く成長すると予想されていますが、最も勢いのあるRTD新茶コンセプトよりは少し緩やかな成長になると見られています。
長期的な視点で見ると、以下のような大きなチャンスがあるでしょう。
-
「健康茶」として、エネルギーアップやリラックス効果、あるいは食事の代わりになるような機能性成分との組み合わせ。
-
コールドブリューや水溶性、低糖、植物由来といったトレンドを取り入れた、飲料・食品イノベーションの中核となるフレーバーの開発。
-
多用途な工業原料としての役割を維持しながら、プレミアムインスタントティーやギフト商品、コラボレーション製品などを開発して、ブランド価値を高めること。
レポートの詳細について
このレポートでは、世界の固形インスタントティー市場を製品タイプ別(スプレードライインスタントティー、フリーズドライインスタントティー)、茶の種類別(緑茶、紅茶、烏龍茶など)、特性別(無糖、低糖)、用途別(オンライン販売、オフライン販売)、そして地域別に詳しく分析しています。主要企業の情報や最新の開発動向、M&A活動なども盛り込まれていて、市場の全体像がまるわかりです。
さらに詳しい情報やレポートのお申し込みは、株式会社マーケットリサーチセンターのウェブサイトからどうぞ。
-
レポートに関するお問い合わせ・お申込み: https://www.marketresearch.co.jp/contacts/
-
株式会社マーケットリサーチセンターのウェブサイト: https://www.marketresearch.co.jp/
固形インスタントティーの市場は、私たちのライフスタイルの変化に合わせて、これからも進化し続けること間違いなしですね!

