2026年5月13日に発表された情報によると、5月11日に「新腸活最前線 発酵性食物繊維 “腸×肌”トレンド発表会」が開催されました。このイベントでは、世界的ウェルネストレンドとして「ファイバー(食物繊維)」が再注目される中、発酵性食物繊維が腸活や美容に与える新たなアプローチが紹介されました。

世界的トレンドは「ファイバー」へシフト
発酵性食物繊維普及プロジェクト事務局長の西沢邦浩氏からは、2026年のウェルネストレンドとして「ファイバー」が世界的に再注目されていることが紹介されました。特に欧米では、これまでのプロテイン中心の考え方から、腸内環境改善を重視する「ファイバーマキシング志向」へと変化しているそうです。日本では、腸内で発酵しやすい発酵性食物繊維の研究が進んでおり、その重要性を広く知ってもらうために今回の発表会が開催されました。

腸活最前線!「ポストバイオティクス」と「菌のリレー」
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 副所長の國澤純氏からは、腸活の進化を示す「ポストバイオティクス」という概念が解説されました。これは腸内細菌が生み出す有用な代謝物のことで、発酵性食物繊維がその働きに重要な役割を果たすとのこと。

腸内では複数の菌が連携して働く「菌のリレー」が起き、その過程で産生される「短鎖脂肪酸」が炎症抑制や免疫調整など、多様な機能を持つことが近年の研究で明らかになっています。発酵性食物繊維は、腸内環境を起点とした全身の健康や美容を支える土台として、今後さらに重要性が高まることが期待されています。

腸活が肌に効く!発酵性食物繊維で美肌アプローチ
まいこホリスティック スキン クリニック院長の山﨑まいこ先生からは、インナーケアによる肌改善の具体的な事例が紹介されました。外側からのケアだけでなく、腸内環境の改善が肌の状態に直接影響することを臨床現場の視点から説明。腸内環境の悪化が炎症を引き起こし、結果として肌のバリア機能低下や肌トラブル増加につながるそうです。

発酵性食物繊維の摂取により炎症が抑制されたという複数の研究結果が示され、最近の試験では、比較的短期間である6週間で肌のバリア機能が向上し、キメやシワ、毛穴の状態が整うなど、肌に明らかな変化が見られたと解説されました。

腸活がもっと身近に!社会実装フェーズへ
発表会の第2部では、西沢事務局長から発酵性食物繊維普及プロジェクトの取り組みと市場の最新動向が紹介されました。プロジェクトは現在、参画企業が16社にまで拡大し、研究や商品開発だけでなく、店頭展開や専門店での取り扱いなど、「社会実装フェーズ」へと移行しているそうです。これにより、私たちが日常的に発酵性食物繊維を摂取できる環境がどんどん広がっています。

参画企業からは、発酵性食物繊維を活用した様々な商品開発や取り組みが紹介され、多様なカテゴリーでの活用が進んでいることが示されました。これらの取り組みは単独ではなく、普及プロジェクトや参画企業同士の連携によって相乗効果が生まれており、発酵性食物繊維は、研究・商品・生活者体験が一体となって広がる新たなウェルネス領域として、今後さらなる盛り上がりを目指していくとのことです。


腸から始まるウェルビーイングな日常を目指して
一般社団法人発酵性食物繊維普及プロジェクトは、発酵性食物繊維の大切さを広め、健康的な食生活を支援することを目的に設立されました。「腸からはじまるウェルビーイングな日常」を目指して、さまざまな情報を発信しています。発酵性食物繊維は、私たちの全身の健康と美容の土台を支える、とっても重要な成分として、これからも注目され続けるでしょう。

プロジェクトの詳細はこちらからチェックできます。

