「健やかで、幸せな日常を、みんなのものに」を理念に掲げる大阪大学発ベンチャー、株式会社ヘルスクリエイトが、ケトン食を継続できる社会インフラの構築を目指し、クラウドファンディングをスタートしました。
ケトン食ってどんな食事?
ケトン食は、がん患者さんや難治てんかん患者さんの食事療法として研究が進められており、一定の臨床効果が報告されている食事法です。しかし、この食事法を続けるには、「準備が大変」「あまり美味しくない」「外出先で続けにくい」といった、なかなか難しい課題があったんです。
食事はただ栄養を摂るだけでなく、生きる喜びそのものですよね。病気と向き合いながらも、笑顔で食卓を囲めるような未来のために、ヘルスクリエイトは研究成果を日々の生活に取り入れやすい形にしようと取り組んでいます。

持ち運び可能な「ケトンドリンク」で継続をサポート
これまでにヘルスクリエイトは、株式会社コスモス食品と協力してフリーズドライのケトン食商品を販売するなど、ケトン食を生活の中で続けやすくする工夫をしてきました。そして今後は、ケトン弁当の発売や、今回クラウドファンディングの対象となっている「ケトンドリンク」の製造販売も予定しています。
特にケトンドリンクは、持ち運びができるので、外出先や体調がすぐれない時でもケトン食を続けられる環境を作る上でとても重要になってきます。
今回のクラウドファンディングは、この「おいしく続けられる」ケトンドリンクの初期ロット製造と安定供給体制を整えることが目的です。病気があっても、みんなが笑顔で食卓を囲めるような未来の実現を目指しています。
プロジェクトの詳細は、クラウドファンディングページで確認できますよ。
https://readyfor.jp/projects/healthcreate-2026
クラウドファンディングの概要
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プロジェクト名: 病気と共に生きる力を支えたい 手軽においしいケトン食普及にご支援を
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実施期間: 2026年3月2日(月)9時 ~ 4月30日(木)23時
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第一目標金額: 300万円
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実施方式: All-or-Nothing方式(目標金額に達しない場合、支援金は返金されます)
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資金の使い道: ケトンドリンクの初期ロット製造、安定供給体制の整備、広報費、クラウドファンディング関連諸経費
代表の萩原圭祐医師の思い

代表の萩原圭祐医師は、がん患者さんのケトン食療法がご本人だけでなくご家族にも大きな負担となる現実を見てきました。特に、若くして病気と向き合った大学生の患者さんとの出会いが、今回のプロジェクトの大きなきっかけになったそうです。
その患者さんが「やっぱり、マーボーナスとかが食べたいな」と話していたのを聞いて、萩原医師は「おいしくなければ続けられない」という現実を強く感じたと言います。食べ盛りの若い患者さんでも無理なく続けられるケトン食を届けたいという強い思いから、持ち運び可能でおいしいケトン食補助食品やドリンクの開発に取り組んできました。
完成品を届ける前にその患者さんが旅立ってしまったという苦い経験から、「同じ境遇の患者さんとご家族に“続けられる選択肢”を届けたい」と、今回のクラウドファンディングへの挑戦を決意したそうです。
株式会社ヘルスクリエイトは、2022年に設立された大阪大学発ベンチャーで、医学研究の成果を社会に活かすことを目指しています。萩原圭祐医師は、がんケトン食療法の研究と社会実装を長年推進しており、2025年12月には一般社団法人日本ケトン食協会を設立するなど、ケトン食を正しく安心して取り入れられる環境づくりにも力を入れています。
病気と共にあっても、笑顔で食卓を囲める未来を。この新しい選択肢が、多くの人に届くことを期待しましょう!

