吐き気でつらい化学療法中のがん患者さんへ朗報!ジンジャー入り栄養飲料が症状を和らげる研究結果が発表されたよ!

化学療法中の吐き気に、ジンジャーの力が光る!

ネスレ日本株式会社 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニーと国立大学法人徳島大学が共同で進めてきた研究で、化学療法中に吐き気を経験するがん患者さんにとって嬉しいニュースが届きました。ジンジャーエキスを配合した経口栄養補助飲料(ONS)が、吐き気を和らげ、栄養状態を改善する効果があることが、国際的学術誌「Clinical Nutrition Open Science」に掲載された論文で明らかになったんです。

辛い悪心・嘔吐との戦い

がん治療で化学療法を受ける患者さんの約40%が、吐き気や嘔吐といった辛い副作用に悩まされています。これが原因で食事が摂れなくなり、低栄養状態に陥ると、さらに吐き気が悪化するという悪循環に陥ってしまうことも。これまでもONSによる栄養サポートは行われてきましたが、「飲みにくい」という声もあって、なかなか継続が難しいという課題がありました。

そこで、ネスレ ヘルスサイエンスと徳島大学は、「ジンジャーエキス」の力に注目! ジンジャーエキスを配合したONSなら、患者さんの栄養状態と症状の両方を改善できるんじゃないかと考え、研究を進めたんです。

研究でわかった驚きの結果!

この研究では、化学療法中に悪心を経験した頭頸部がん、婦人科がん、または肺がん患者75名を対象に、ランダム化比較試験が行われました。

その結果、ジンジャーエキス配合ONSを摂取したグループでは、次のような素晴らしい効果が確認されました。

  • 悪心がグッと楽に!
    化学療法後の吐き気のスコアが、ジンジャーエキス配合ONS群で「3.5±1.4」と、ONSを摂らなかった群(「7.8±1.8」)や標準的なONS群(「5.7±1.9」)と比べて、かなり低い数値を示したんです。

  • 吐き気を伝える物質が減少!
    吐き気を媒介する神経伝達物質「血中サブスタンスP」のレベルも、ジンジャーエキス配合ONS群で有意に減少しました。

  • 栄養状態もしっかりキープ!
    エネルギーやタンパク質の摂取量が増え、化学療法中に起こりがちな体重減少や筋肉量の低下が抑えられました。

  • 生活の質(QOL)も向上!
    身体的・感情的な生活の質を示すQOLの総合スコアも、ジンジャーエキス配合ONS群で有意に改善が見られたんですよ。

今回の研究では、ジンジャーエキス配合ONSが、吐き気を伴う化学療法中のがん患者さんの負担を減らし、より良い生活を送るためのサポートになる可能性が示されました。

ネスレヘルスサイエンスのロゴマーク

ネスレ ヘルスサイエンスってどんな会社?

ネスレ ヘルスサイエンスは、2011年に食品飲料のトップ企業「ネスレ」から生まれた、ちょっと新しいヘルスサイエンスカンパニーなんです。世界140カ国以上で、健康製品や医療介護施設向けの栄養補助製品、サプリメントなどを幅広く展開しています。「栄養の力」をベースに、みんなの健康的な生活をサポートすることを目指しているんですよ。

国際的な学会「ESPEN」について

今回の研究成果が掲載された「Clinical Nutrition Open Science」は、欧州臨床栄養代謝学会(European Society for Clinical Nutrition and Metabolism: ESPEN)の公式学術誌です。ESPENは1979年に設立された、臨床栄養分野でヨーロッパを代表する学会で、世界の栄養学をリードする役割を担っています。

論文情報はこちら

今回の研究に関する論文の詳細は以下の通りです。

  • タイトル: A preliminary randomized controlled trial of a ginger-containing, clear, fat-free oral nutritional Supplement for chemotherapy-induced nausea and nutritional outcomes

  • 掲載雑誌: Clinical Nutrition Open Science, Volume 66, 2026

これで、化学療法中の患者さんの生活が少しでも楽になることを期待したいですね!

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