短鎖脂肪酸普及協会が1周年!認定商品25種に拡大、「腸内環境コミュニケーター制度」も発表

一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会は、2025年11月25日に「短鎖脂肪酸普及協会1周年 交流型シンポジウム」を開催しました。このシンポジウムでは、短鎖脂肪酸の普及を通じた新たな健康リテラシーの構築を目指す協会のこれまでの活動と、今後の展望が発表されました。

協会は2024年8月に設立され、腸内環境から健康維持の鍵を握る「短鎖脂肪酸」の認知と理解を広める活動を推進しています。代表理事の福田真嗣氏をはじめ、学術アドバイザーの内藤裕二氏(京都府立医科大学 教授)、金倫基氏(北里大学 教授)が参画し、会員企業との連携を強化しています。

シンポジウムでは、会員企業数が立ち上げ当初の10社から16社に増加したことが報告され、2年目の活動に向けて士気を高めました。また、短鎖脂肪酸を軸としたヘルスケアに関心を持つ様々なステークホルダーが参加し、活発な交流が行われました。

関連リリースはこちらから確認できます。
https://scfa.or.jp/news/lxMZpo87

パネルディスカッションでは、内藤氏、金氏、福田氏の3名が、短鎖脂肪酸と生物学的年齢など、これからのヘルスケアにおける「腸が主役」となる様々な事実について議論しました。この内容は後日書き起こし記事として公開される予定なので、楽しみにしていてくださいね。

短鎖マーク認定商品が25商品に拡大!

短鎖脂肪酸普及協会は、短鎖脂肪酸の重要性を知った人々が腸活を実践できるようサポートするため、「短鎖脂肪酸普及協会認定マーク(短鎖マーク)」の運用を開始しました。2025年3月4日の発表時には6商品が認定されていましたが、この度新たに19商品が加わり、合計25商品にまで拡大しました。これにより、生活者は商品選びがしやすくなり、事業者側も商品開発や短鎖脂肪酸に関する情報発信が促進されることが見込まれます。

新たに認定された19商品

今回新たに認定されたのは以下の19商品です。

  • ホクト株式会社

    • ホクトのマイタケまるごと使った菌活・贅沢カレー

    • きのこが美味しい!国産具材でつくった炊き込みご飯の素

    • きのこ屋がつくったきのこごはんの素

    • 信州産マイタケポタージュ〜豆乳仕立て〜

  • 株式会社Mizkan

    • Fibee ふわぁっと桃香るルイボスティー

    • Fibee まろやかブレンド茶

    • Fibee むぎゅっとワッフル アールグレイ

    • Fibee むぎゅっとワッフル ココア

    • Fibee ほろあまバウム プレーン

    • Fibee 完熟トマトのキーマカレー

    • Fibee ラーメン 香味野菜と濃厚味噌

    • Fibee レンジでもちもち黒米と玄米ごはん

    • Fibee グラノーラ りんごとシナモンの香り

    • Fibee グラノーラ アールグレイ

  • 森下仁丹株式会社

    • タンサ脂肪酸
  • 株式会社あじかん

    • 焙煎ごぼう

    • GOVOCE

  • 松谷化学工業株式会社

    • ファイバーソル®-2(難消化性デキストリン)
  • 扶桑化学工業株式会社

    • グルコン酸類

既存の短鎖マーク認定商品もご紹介!

江崎グリコ株式会社 BifiXヨーグルト

生きて腸まで届きお腹で増えるビフィズス菌BifiXと、菌のエサとなる食物繊維イヌリンが入ったヨーグルトです。ビフィズス菌BifiXと食物繊維イヌリンが配合されたヨーグルトは、短鎖脂肪酸の産生力が高いことが示されています。
https://cp.glico.com/bifix/

ホクト株式会社

腸内の短鎖脂肪酸を増やす効果が期待される「きのこ」の中でも、ホクトのマイタケは最初の認定商品となりました。新たに認定された4種類の加工商品も、手軽に腸内環境を通じた健康づくりをサポートします。
https://www.hokto-onlineshop.jp/c/tansa

株式会社Mizkan 「Fibee(ファイビー) 」

「Fibee(ファイビー)」は、腸に届いて発酵する食物繊維である「発酵性食物繊維」に着目した新ブランドです。ワッフルやカレー、飲料など、無理なく毎日続けられるラインアップが揃っています。
https://shop.mizkan.co.jp/collections/fibee

森下仁丹株式会社「タンサ脂肪酸」

森下仁丹の「タンサ脂肪酸」は、長年の研究で培ったシームレスカプセル製剤技術により、短鎖脂肪酸を狙って腸まで届けることに成功した画期的な製品です。
https://www.181109.com/shop/pages/ct-brand01.aspx?utm_source=pr&utm_medium=qr&utm_campaign=ct_scfa202512

株式会社あじかん

「焙煎ごぼう」は、独自の焙煎技術でごぼうの風味と甘みを引き出した健康素材です。腸内の短鎖脂肪酸が増加する可能性が見出されており、この素材を使った「GOVOCE」は、カカオ不使用でチョコのような風味を楽しめます。
https://www.ahjikan.co.jp/melburd_govoce/

フジ日本株式会社 『イヌリン「Fuji FF/Fuji FF HS」』

世界で唯一のサトウキビ由来の発酵性食物繊維であるイヌリン「Fuji FF」「Fuji FF HS」は、砂糖のようなやさしい風味と水に溶けやすい特長があります。腸内環境の改善をはじめ、肌や骨、脳機能など様々な健康機能への効果が報告されています。
https://www.fuji-nihon.com/business/inulin/

松谷化学工業株式会社「ファイバーソル®-2(難消化性デキストリン)」

コーンスターチ由来の水溶性発酵性食物繊維です。大腸でゆっくり発酵され、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、短鎖脂肪酸を増やすことで腸内環境を改善します。ミネラル吸収の促進やGLP-1分泌促進など、腸を介した機能も報告されています。
https://www.matsutani.co.jp/product/kinousei/kinousei.html

扶桑化学工業株式会社「グルコン酸類」

はちみつにも含まれる有機酸で、まろやかな酸味と緩やかにpHを低下させる特長があります。胃や小腸でほとんど吸収されずに大腸まで届き、腸内有用菌の増殖や短鎖脂肪酸産生の可能性が示唆されています。
https://fusokk.co.jp/fruit-acid

「短鎖マーク」とは?

短鎖マークは、協会が定める基準を満たした製品や原料に付与される認定マークです。短鎖脂肪酸の重要性を知った人々が、安心して商品を選べる目印となることを目指しています。認定マークは、商品パッケージやブランドサイトなどで活用できます。

「短鎖マークエコシステム構想」とは?

「短鎖マークエコシステム構想」は、「短鎖マーク」を通じて科学と健康を繋ぐための全体像です。科学的な知見が正しく活かされた商品が普及し、生活者に届くことで、健康への良い循環が生まれることを目指しています。

「腸内環境コミュニケーター制度」の構想を発表!

協会が実施した認知度調査では、短鎖脂肪酸の認知度が昨年から微増の17.6%となりました。マスメディアでの情報発信は進んでいるものの、生活者が普段の生活の中で短鎖脂肪酸に触れ、理解を深め、行動変容に繋がる機会が不足していることが課題として挙げられています。

調査では、「腸活の情報入手にあたって困難な点」として「情報の信頼性の見極め」「情報量が多い」「自分に合った腸活の方法がわからない」が上位に挙がりました。また、短鎖脂肪酸を知っている人たちは、マスメディアに次いで「店頭」「SNS」「家族・知人からの情報」を参考にしていることが分かり、実生活圏での情報接点の重要性が明らかになりました。

そこで協会は、短鎖脂肪酸をはじめとした腸内環境のリテラシーを実生活圏で浸透させるため、「腸内環境コミュニケーター制度」を開始する構想を発表しました。この制度では、協会が腸内環境を体系的に学ぶための教材作成や提供、学習成果の確認、資格認定などを行います。これにより、生活者は信頼できる情報にアクセスし、自分に合った腸活を見つけ、納得して実践できるようになるでしょう。この制度は2026年春以降に企業向けに運用を開始する予定で、詳細は後日改めて発表されます。

協会とともに、科学的根拠に基づき短鎖脂肪酸をはじめとする腸内環境の重要性を普及していくことに興味がある事業者は、ぜひ問い合わせてみてください。

認知度調査の実施概要

  • 調査方法:WEBアンケート方式

  • 調査対象:全国20歳~69歳の男女(性別・年代は均等割付)

  • 対象者ボリューム:n=2,000

  • 調査実施日:2025年11月7日(水)~2025年11月9日(木)

  • 調査主体:一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会

一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会について

短鎖脂肪酸普及協会は、「短鎖脂肪酸の普及により、腸から新たな健康リテラシーを構築する」ことをミッションとしています。腸内環境改善に重要な短鎖脂肪酸の認知と理解を促進することで、人々の健康寿命の延伸に貢献し、「心身ともに健康な社会」の実現を目指しています。
https://scfa.or.jp/

短鎖脂肪酸って何?

短鎖脂肪酸とは、腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖などを分解してつくる酢酸、プロピオン酸、酪酸などの代謝物質のこと。近年の研究で、「便通改善」「免疫機能の増強」「肥満抑制」「アレルギー抑制」「持久力の向上と疲労感軽減」など、様々な健康機能性があることが分かってきました。健康な人の腸内で短鎖脂肪酸が増えることに関して、悪い報告は現在のところありません。まさに「腸活の指標」であり、誰もが意識すべき「健康のベース」とも言える物質なのです。

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