2025年11月8日(土)と9日(日)の2日間、札幌のグランドメルキュール札幌大通公園にて、「統合医療機能性食品国際学会(ICNIM: International Congress on Nutrition and Integrative Medicine)第33回年会(ICNIM2025)」が盛大に開催されました!
日本を含む29の国と地域から、なんと総勢421名もの研究者や関係者が集結。機能性食品が医学にどう貢献できるのか、その可能性を多角的に探る研究成果が次々と発表され、会場は熱気に包まれました。

札幌に世界中から研究者が大集合!「統合医療機能性食品国際学会 第33回年会」開催
今年のICNIM2025では、2日間で合計68演題(うち口頭発表16演題)が発表されました。「疾病予防」や「治療補助」、「免疫・代謝・精神領域への応用」など、幅広いテーマで機能性食品の可能性が示され、国際的な関心の高まりを象徴する年会となりました。
特に注目されたのは、世界保健機構(WHO)国際がん研究機関(IARC)のZdenko Herceg先生による基調講演「がんとエピジェネティクス:がん治療と予防の進歩に寄与する分子メカニズムの解明」です。
AHCC®(担子菌培養抽出物)による自然免疫記憶の誘導性検証やエピジェネティックな保護的役割の検証、ETAS®によるメンタルヘルスへの影響、そしてOligonol®のメタボ軽減に対する検証など、身体が本来持つ機能に機能性食品が働きかけることで期待される様々な効果が報告されました。

中でも、アメリカのThe Ohio State UniversityのJonathan P Butchar先生による、AHCC®が白血病に対し既存の治療法との併用療法として有効であるとした基礎研究結果は、大きな注目を集め、優秀研究報告賞を受賞しました。これは、機能性食品がより効果的な治療アプローチに繋がる可能性を示す、重要な一歩と言えるでしょう。


遺伝子レベルでがん予防!公開シンポジウムも大盛況
年会の一部として一般の方も参加できる公開シンポジウムも開催され、「毎日のくらしでできる 遺伝子レベルでがん予防」というテーマで、年会参加者に加え、事前申込のあった326名(オンライン視聴含む)が参加しました。
シンポジウムでは、遺伝子やエピジェネティクス(DNAの配列を変えずに遺伝子発現を制御・伝達する仕組み)の分野で活躍する3名のパネリストが登壇し、それぞれの研究内容を発表しました。

続くパネルディスカッションでは、エピジェネティックな変化を標的とした予防・治療の可能性、そして「生活習慣が遺伝子の働きに及ぼす影響」について活発な議論が交わされました。普段の食事、睡眠、ストレス、運動といった行動が、遺伝子のスイッチ(オン・オフ)に影響することが近年の研究で示されており、日々の生活に取り入れやすい具体的な工夫も共有されました。

参加者からは「日常の生活、食事等の大切さを実感した」「専門的な内容を分かりやすく理解できた」「生活の中で意識して実践してみたい」といった声が寄せられ、エピジェネティクスという少し難しいテーマを身近に学ぶ貴重な機会として、高く評価されたようです。
統合医療と機能性食品の未来に期待!
統合医療機能性食品国際学会(ICNIM)は、「統合医療及び機能性食品に関する研究を通じて、その機能解明と疾病の予防・治療の進歩に貢献する」ことを目的とした研究者の国際学会組織です。株式会社アミノアップは、1994年のICNIM設立当初から年次研究報告会(年会)の運営を後援しています。

第33回目となる今回の年会では、機能性食品によるエピジェネティクス制御機構の解明や、最新のがん治療法との併用効果の可能性検証など、最先端の科学的知見に基づく報告が多くありました。これらの基礎研究の成果が、今後、臨床での検証を経て、実際の医療に応用されることが期待されます。
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