
クリエーションラインは、2026年9月5日に仙台国際センターで開催されたスタートアップイベント「DATERISE! 2026」と「SPARK! TOHOKU 2026 Startup Pitch」に協賛し、新たな「COSTA賞」を設けました。
この賞は、エンジニアリングファンド構想「Co-Creation Startup(以下、COSTA)」の一環として、両イベントに登壇した合計18組の中から3組に贈られました。受賞したのは、perple(東北大学医学部発)、EvoMate株式会社、株式会社Sushifyです。
イベント概要とクリエーションラインの関わり
「DATERISE! 2026」は仙台市が主催するスタートアップの祭典で、ピッチコンテストには10社が登壇しました。「SPARK! TOHOKU 2026 Startup Pitch」は、総務省東北総合通信局とSPARK! TOHOKU実行委員会が主催する「起業家甲子園・起業家万博」の東北連携大会。東北6県のスタートアップを対象に、若手起業家部門から4社、学生部門から4組が登壇しました。
クリエーションラインは、これらのイベントに協賛し、審査員としても参加。今回が初めてとなる「COSTA賞」を授与しました。
COSTA賞の選定基準
COSTAは、AI駆動開発のノウハウとエンタープライズ品質のアジャイル開発チームをエクイティと引き換えに提供する、成果報酬型のエンジニアリングファンド構想です。この視点から、COSTA賞の選定では以下の3点が特に重視されました。
- 事業の社会的意義
- 開発力が事業の成功を左右する領域であること
- 共に事業を創っていける関係性を築けるか
今回は各部門から1組ずつ、合計3組が選ばれました。なお、この賞はクリエーションラインによる出資や資本参加を確約するものではないとのことです。
栄えある受賞者たち

DATERISE! THE PITCH 2026|COSTA賞:perple(東北大学医学部発)
perpleは、薬剤抵抗性てんかんを対象に、ゲノムなどのオミクス情報と脳波・発作パターンといった臨床データをAIで解析し、患者一人ひとりに最適な抗てんかん薬の選択をサポートする「てんかんゲノムプロファイリング検査」と薬剤選択支援AIの開発を進めています。国内には約100万人のてんかん患者がいるとされ、そのうち3割以上が複数の薬剤でも発作が止まらない薬剤抵抗性てんかんと言われています。
SPARK! TOHOKU 2026 若手起業家部門|COSTA賞:EvoMate株式会社

EvoMate株式会社(本社:福島県郡山市、代表取締役:菅家元志)は、地域の中小企業向けに「AI社員」シリーズ「EvoMate」を展開しています。第一弾の「EvoMate Sales」は、営業担当者が商談をスマートフォンで録音するだけで、議事録、日報、お礼メールの下書き、タスク整理、SFAへの入力下書きまでを自動生成。さらに蓄積されたデータから、組織全体の営業ノウハウを抽出することも可能です。このサービスは2026年9月1日より有償提供が始まっています。
SPARK! TOHOKU 2026 学生部門|COSTA賞:株式会社Sushify

株式会社Sushify(本社:青森県弘前市、代表取締役:佐々木慎一朗/弘前大学医学部)は、医師や医学生が学会発表で使う解剖図や機序の説明図を、症例テキストの入力から生成し、医学生や医師による検証を経て発表資料として納品するサービス「anatomify」を開発しています。これにより、図の作成に1枚あたり1時間以上かかっていた医療従事者の準備負担を軽減することを目指しています。
クリエーションライン代表のコメント
「東北には、地域の現場に根ざした課題に、高度な技術で挑もうとしているチームがたくさんいます。今回COSTA賞をお贈りした3組は、どのチームも解決しようとしている課題が明確で、エンタープライズ品質の開発力が事業の成功に大きく関わる領域にいると感じました。私たちがCOSTAを始めたのは、開発にかかる資金のリスクをゼロにして、創業者が事業づくりそのものに集中できる環境を作りたかったからです。この賞を渡して終わりにするつもりはありません。共に事業を創っていくパートナーとして、ここから一緒に何ができるかを話し合っていきます。」

今後の展望とCOSTAについて
クリエーションラインは、COSTAを通じて「開発における資金リスクをゼロに」という新しい選択肢をスタートアップに提供してきました。今回の東北での取り組みをきっかけに、地域のスタートアップ・エコシステムとのつながりを継続的に持ち、技術パートナーとしての共創の機会をさらに広げていく予定です。
エンジニアリングファンド構想「COSTA(Co-Creation Startup)」とは
COSTAは、シード・アーリーステージのスタートアップに対し、エクイティを対価としてAI駆動開発のノウハウと開発リソースを提供する、クリエーションラインのファンド構想です。メガバンクや大手製造業向けの豊富な開発実績を持つチームが専属で参加し、必要に応じて出資による資金提供も行います。開発費用を先に支払う必要がないため、スタートアップは「開発における資金リスクはゼロ」で、事業の創造に集中できるのが大きな特長です。

クリエーションライン株式会社について
「共に創る、未来を動かす。」をモットーに、企業理念HRT+Joy(謙虚・尊敬・信頼+喜び)を大切にしながら、お客様と共に未来を描いています。同社は、顧客の想いにじっくり耳を傾け、共に挑戦し、成長し続けるCo-Creation Sherpa(共創の伴走者)として、確かな技術力とクリエイティブな発想、情熱で時代の変革を楽しみながら、新たな価値を創出する旅を歩んでいます。共創のパートナーとして、お客様の強みを活かしながら、共に挑戦し、共に壁を乗り越えながら変革を支援しています。
本社所在地: 東京都千代田区神田佐久間町3-6 M’s WORKS BLDG 2F、3F
富山事業所: 富山県富山市花園町3-2-9 池田ビル 2F、3F
代表者: 代表取締役社長 安田 忠弘
事業内容: 成果報酬型サービス開発事業・アジャイル開発支援サービス事業・AI/LLMコンサルティング/構築支援事業

