森下仁丹は、現代の乳幼児が直面している「ビタミンD不足」という課題に注目し、小児医療の専門家と協力して啓発活動に力を入れています。
ビタミンD不足と食物アレルギーの関係って?
ビタミンDは、骨の成長を助けるだけでなく、免疫のバランスを整えるなど、体全体の健康を保つためにとっても大切な栄養素です。普段は日光を浴びることで体の中でも作られます。
でも最近は、紫外線対策をしっかりしたり、室内で過ごすことが増えたりして、お母さんたちや赤ちゃんにビタミンDが足りない状況が深刻になっているんです。特に、母乳には人工乳よりもビタミンDが少ないため、お母さんがビタミンD不足だと、母乳だけで育つ赤ちゃんもビタミンDが足りなくなる可能性が高くなると言われています。
実際、日本小児科学会の調査では、赤ちゃんの半数以上がビタミンD不足状態にあることが指摘されており、2025年には学会から予防に関する提言が出されるなど、社会的な関心が高まっています。さらに、ビタミンD不足が骨の発育だけでなく、子どもの食物アレルギーの発症にも関係しているかもしれないという研究結果も出てきています。
最新の研究と学会での啓発活動
森下仁丹は、こうした背景を受けて、小児医療の専門家と協力し、最新の知見を広めるための活動を行っています。
ランチョンセミナーの共催
2026年8月22日(土)に開催された「第35回日本外来小児科学会年次集会」では、「ビタミンD摂取による食物アレルギー予防の可能性」をテーマとしたランチョンセミナーが共催されました。このセミナーでは、小児医療の最前線で活躍する専門家から、子どもの食物アレルギーとビタミンDの関連性について知見が共有されました。
演者は千葉大学医学部附属病院小児科の中野 泰至先生、座長は医療法人社団Bambini理事長で日本専門医機構認定小児科専門医の時田 章史先生が務めました。

中野先生は、千葉大学で行われた出生コホート研究で、生後4ヶ月までの母乳栄養と1歳時点での卵白感作のリスク、血中ビタミンD濃度が小児のアレルギー発症に与える影響などを調査したそうです。これまでの研究から、赤ちゃんのうちからビタミンDを摂ることが、食物アレルギーの発症予防に効果が高いと考えているとのことです。今後も森下仁丹の協力を得て、さらに研究を進めていくとコメントしています。
臨床研究への支援
森下仁丹は、千葉大学で行われている、乳幼児期におけるビタミンDの補給が食物アレルギーを抑えたり予防したりする可能性を検証する臨床研究にも協力しています。この研究では、ビタミンDを含む食品を提供することで、研究活動をサポートしています。

森下仁丹株式会社 事業推進本部 戦略企画部の森本 朋子氏は、ビタミンDが骨や腸だけでなく、免疫細胞や脳、血管など、全身のほとんど全ての組織や臓器で多様な働きをしていると語っています。小児科の先生方からの専門的な知見に感謝し、自身も小さい子どもを持つ母親として、子どもたちの健やかな成長を応援するために、医療機関との連携や共同研究を通じて、ビタミンDの重要性と正しい知識を社会に広め、家族が安心して子育てできる環境づくりに貢献していきたいと話しています。
森下仁丹ってどんな会社?

森下仁丹は1893年(明治26年)に創業し、医薬品や食品などの製造・販売を行っている会社です。創業者の森下博氏の「社会への奉仕」という信念のもと、人々の健康や豊かな暮らしに役立つ製品を提供し続けています。特に、独自の「シームレスカプセル技術」や生薬研究の経験を活かし、幅広い分野で事業を展開しています。
詳細はこちらから確認できます。
https://www.jintan.co.jp/

関連情報
この取り組みは、子どもたちが健やかに成長できる未来のために、ビタミンDの重要性を改めて考えるきっかけになりそうですね!

