非乳製品ミルク市場が日本でグングン成長!2035年には62億ドル超えの予測

株式会社マーケットリサーチセンター

株式会社マーケットリサーチセンターから、非乳製品ミルクの日本市場に関する調査レポート「Japan Non-Dairy Milk Market 2026-2035」が発表されました。このレポートによると、日本の非乳製品ミルク市場は、2025年の26億6,000万米ドルから、2035年にはなんと62億4,000万米ドルに拡大する見込みだそうですよ!

健康志向が市場をけん引!

市場がこれほどまでに成長する背景には、私たちの健康への意識の高まりや、乳製品を使わない食生活への関心の広がり、そして植物由来食品の普及が挙げられます。特に日本では、非乳製品ミルクが単なる牛乳の代替品としてだけでなく、低カロリーやビタミン強化、食物繊維、腸内環境への配慮といった「健康にいい飲み物」として受け入れられているのが特徴です。

原材料費高騰の波と、進化する製品開発

もちろん、市場を取り巻く環境には課題もあります。原材料費や物流費の上昇は、植物性飲料メーカーを含む企業経営に影響を与えているようです。しかし、そんな中でも製品開発はどんどん進化しています。

例えば、ヤクルト本社は「The Power of Soy Milk」という新ブランドで発酵豆乳製品を展開。乳酸菌やビフィズス菌の力を借りて、大豆特有の青臭さを抑えつつ風味をアップさせることに成功しています。将来的には、AIを使って消費者の好みや健康ニーズに合わせた商品を開発する可能性も指摘されています。

アーモンドミルクが人気を牽引、オーツミルクも急成長!

製品タイプ別では、現在アーモンドミルクが日本市場で一番大きなシェアを占めています。低カロリーでビタミンが豊富、しかも料理やコーヒーにも使いやすい点が、多くの消費者に支持されている理由です。江崎グリコやポッカサッポロ、マルサンアイといった企業が、この分野で活発に製品を展開しています。

一方、最も高い成長が期待されているのがオーツミルクです。2026年から2035年の予測期間には、年平均成長率(CAGR)10.3%で拡大すると見込まれています。クリーミーな口当たりと穏やかな風味は、コーヒーや製菓、料理など幅広い用途で大活躍。明治が「明治まるごとオーツ オーツミルク」を全国展開したり、海外ブランドのAlproが日本市場に参入したりと、注目度が高まっています。

買う場所も多様化!オンライン販売が急加速

非乳製品ミルクの販売チャネルは、スーパーマーケットなどの「オフライン販売」が現在主流ですが、これからの成長をけん引するのは「オンライン販売」です。オンラインチャネルは、2026年から2035年にかけてCAGR 14.6%という驚異的な伸びが予測されています。専門性の高い商品や定期購入サービス、D2Cブランドの増加、消費者のデジタルリテラシー向上などが、この成長を後押ししています。

競争の鍵は「品質」「技術革新」「サステナビリティ」

市場での競争が激化する中で、企業は品質の向上、技術革新、そしてサステナビリティを重視しています。特に日本では、キッコーマンやアサヒなどが独自の発酵技術を活かして、日本人の味覚に合った植物性ミルクの開発を進めています。また、環境に配慮した包装や、倫理的な原料調達も消費者の心を掴む重要なポイントとなっています。

マルサンアイ、江崎グリコ、キッコーマンといった国内企業に加え、海外からはDanone(Alpro)なども日本市場での展開を強化しており、市場全体がさらに盛り上がりそうです。

非乳製品ミルクは、もはや牛乳の代替品という枠を超え、健康や美容、サステナビリティ、機能性を重視する幅広い層をターゲットにした独立した飲料カテゴリーとして、これからも進化し続けることでしょう。

この調査レポートについて詳しく知りたい方は、以下のリンクからお問い合わせください。

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